カテゴリー: 言いたい放題

  • 五十にして天命を知る

    49歳になった。こないだ40になったと思っていたのに、もうそんなに時が経っていた。 満年齢の49歳は数え年だと50歳になる。「五十にして天命を知る」と言うけれど、実際、ようやく今頃になって「やりたいこと」と「やるべき(だ […]

  • かくも長き広報の不在

    日本の卓上ウォーゲーマーは1990年代後半から2000年代前半にかけて個人ホームページを開設していた人が結構いたものの、2000年代後半以降は却ってそれがアダとなってしまい、ブログ・ウィキといったCMSやスマホやSNSへ […]

  • ミニチュアウォーゲームを拒む輩

    ※警告:罵詈雑言あり 去年秋にウィキで公開した「日本卓上ウォーゲーム略史」でも少し触れた通り、日本の卓上ウォーゲームは元々、1972年に模型雑誌「月刊ホビージャパン」がミニチュアウォーゲームを誌面で紹介したことから普及が […]

  • 史実と勝利条件

    前回、ユーロゲーマーはウォーゲームというともっぱら戦略級・戦術級ゲームを連想するのに対し、ウォーゲーマーは作戦級ゲームをプレイすることが多いと述べたが、卓上ウォーゲーマーが作戦級ゲームを好む理由として、同じテーマでもゲー […]

  • 戦略、戦術、そして作戦

    前回、ウォーゲームはテーマ志向・追体験重視で、いつの時代をテーマとするかによっても、得られる追体験の感覚は異なってくる、と述べたが、ゲームの「縮尺」によっても、得られる追体験の感覚は異なってくる 「コマンドマガジン日本版 […]

  • テーマ志向とシステム志向

    前回、卓上ウォーゲームは各陣営の違いが際立っているテーマの人気が高い、と述べたが、この「テーマ」の扱いも、ユーロゲームとウォーゲームでは大きく異なっている。 ユーロゲーマーの場合、トリテ大好きとかワカプレ命とか、システム […]

  • 究極の非対称ゲーム

    前回の内容と部分的に重なる話だが、卓上ウォーゲームのルールには「特定の陣営にのみ適用されるルール」も少なくない。そしてこれは、伝統的なゲームやユーロゲームと比較した場合の著しい相違点である「非対称性」とも関係している。 […]

  • 元ネタと条件分岐

    「卓上ウォーゲームの基礎知識」的なもの(とりわけ、ユーロゲームと比較した場合の著しい相違点)を、そろそろウィキの方でまとめておくべきだよなぁ……と、ここ数年思っていたものの、内容がそれなりに多岐に渡るので二の足を踏み続け […]

  • 「日本卓上ウォーゲーム略史」あとがきのあとがき

    とりあえず、冒頭に「War-Gamers Advent Calendar 2022」へのリンクを張っておく。 今年秋、ウィキの方で投稿した「日本卓上ウォーゲーム略史」は、11月末時点で日本語版が3000PVを超え、英語版 […]

  • 積木ウォーゲームくずし

    1990年代後半から2000年代前半にかけて、個人向けの様々なホームページ運営サービス華やかなりし頃、少なからぬ日本人ウォーゲーマーもまた、HTML直打ちでウォーゲームに特化した内容の個人ホームページを開設・運営していた […]

  • ザ・コンプリート・ウォーゲームズ・ハンドブック・第二版

    とりあえず、冒頭に「War-Gamers Advent Calendar 2021」へのリンクを張っておく。 今から約40年前の1980年、アメリカ・ニューヨークの出版社、William Morrow and Compa […]

  • 宴の後で

    昭和49年に生れた時点で、オリンピックから10年経っていた。万博も、4年前に開催済みだった。オイルショックで高度経済成長も幕を下ろしていた。宴は、終っていた。 高校在学中にバブルが崩壊し、大学卒業時には就職氷河期だった。 […]

  • EV推進の目的

    2010年の夏から秋にかけて、一人旅で上海や武漢や北京を回っていた時、路地をぶらぶら歩いていると、後ろからスクーターが音も無くスーッと追い越してゆくことが何度かあった。てっきりエンジンを切って惰性で走っている、と最初は思 […]

  • ウェブは典拠たり得るか

    大学職員の間で、URLを知らない新入生が増えている、という話が話題になっている。また、SNSでの投稿でURLを入力してリンクを張るのではなくスクショを貼り付ける若者が増えている、という話も話題になっている。そして、こうし […]

  • 可処分時間と関心経済

    21世紀に入ってから、エンタメのコンテンツは多チャンネル化・多種多様化が加速し、それによってコンテンツの提供者間における「可処分時間」の奪い合いも激化している。そして、可処分時間の奪い合いでは、いかにしてターゲットとなる […]