カテゴリー: 言いたい放題
ダサくて古臭い
本日、1月6日は日本のボードウォーゲーム界のみならずゲーム界全般において大きな足跡を残した鈴木銀一郎の命日、ということで、改めて追悼文や思い出話を上げる人が少なくないだろう。 が、俺は天邪鬼で「とりあえず冷水をぶっかける […]
嗶哩嗶哩兵棋視頻精選
※警告:ものすごく長文になってしまったので覚悟して読むこと。加えて「亜州卓上戦棋概説」が未読の場合そちらを先に読むこと。 前口上 とりあえず、冒頭に「War-Gamers Advent Calendar 2 […]
五十にして天命を知る
49歳になった。こないだ40になったと思っていたのに、もうそんなに時が経っていた。 満年齢の49歳は数え年だと50歳になる。「五十にして天命を知る」と言うけれど、実際、ようやく今頃になって「やりたいこと」と「やるべき(だ […]
かくも長き広報の不在
日本の卓上ウォーゲーマーは1990年代後半から2000年代前半にかけて個人ホームページを開設していた人が結構いたものの、2000年代後半以降は却ってそれがアダとなってしまい、ブログ・ウィキといったCMSやスマホやSNSへ […]
ミニチュアウォーゲームを拒む輩
※警告:罵詈雑言あり 去年秋にウィキで公開した「日本卓上ウォーゲーム略史」でも少し触れた通り、日本の卓上ウォーゲームは元々、1972年に模型雑誌「月刊ホビージャパン」がミニチュアウォーゲームを誌面で紹介したことから普及が […]
史実と勝利条件
前回、ユーロゲーマーはウォーゲームというともっぱら戦略級・戦術級ゲームを連想するのに対し、ウォーゲーマーは作戦級ゲームをプレイすることが多いと述べたが、卓上ウォーゲーマーが作戦級ゲームを好む理由として、同じテーマでもゲー […]
戦略、戦術、そして作戦
前回、ウォーゲームはテーマ志向・追体験重視で、いつの時代をテーマとするかによっても、得られる追体験の感覚は異なってくる、と述べたが、ゲームの「縮尺」によっても、得られる追体験の感覚は異なってくる 「コマンドマガジン日本版 […]
テーマ志向とシステム志向
前回、卓上ウォーゲームは各陣営の違いが際立っているテーマの人気が高い、と述べたが、この「テーマ」の扱いも、ユーロゲームとウォーゲームでは大きく異なっている。 ユーロゲーマーの場合、トリテ大好きとかワカプレ命とか、システム […]
究極の非対称ゲーム
前回の内容と部分的に重なる話だが、卓上ウォーゲームのルールには「特定の陣営にのみ適用されるルール」も少なくない。そしてこれは、伝統的なゲームやユーロゲームと比較した場合の著しい相違点である「非対称性」とも関係している。 […]
元ネタと条件分岐
「卓上ウォーゲームの基礎知識」的なもの(とりわけ、ユーロゲームと比較した場合の著しい相違点)を、そろそろウィキの方でまとめておくべきだよなぁ……と、ここ数年思っていたものの、内容がそれなりに多岐に渡るので二の足を踏み続け […]
「日本卓上ウォーゲーム略史」あとがきのあとがき
とりあえず、冒頭に「War-Gamers Advent Calendar 2022」へのリンクを張っておく。 今年秋、ウィキの方で投稿した「日本卓上ウォーゲーム略史」は、11月末時点で日本語版が3000PVを超え、英語版 […]
積木ウォーゲームくずし
1990年代後半から2000年代前半にかけて、個人向けの様々なホームページ運営サービス華やかなりし頃、少なからぬ日本人ウォーゲーマーもまた、HTML直打ちでウォーゲームに特化した内容の個人ホームページを開設・運営していた […]
ザ・コンプリート・ウォーゲームズ・ハンドブック・第二版
とりあえず、冒頭に「War-Gamers Advent Calendar 2021」へのリンクを張っておく。 今から約40年前の1980年、アメリカ・ニューヨークの出版社、William Morrow and Compa […]
宴の後で
昭和49年に生れた時点で、オリンピックから10年経っていた。万博も、4年前に開催済みだった。オイルショックで高度経済成長も幕を下ろしていた。宴は、終っていた。 高校在学中にバブルが崩壊し、大学卒業時には就職氷河期だった。 […]
EV推進の目的
2010年の夏から秋にかけて、一人旅で上海や武漢や北京を回っていた時、路地をぶらぶら歩いていると、後ろからスクーターが音も無くスーッと追い越してゆくことが何度かあった。てっきりエンジンを切って惰性で走っている、と最初は思 […]