投稿者: TAMURA Hiroshi

  • 支那の見方・その1

    さて、先日予告した通り、年明けからちょっと長めの話を、何回かに分けて連続して投稿する。テーマはズバリ、支那。 21世紀に入ってから、支那の擡頭が著しい。ゆえに、支那とは地理的に近い日本で生れ育ってきた日本人は、好むと好ま […]

  • 亜州卓上戦棋定点観測:2019年12月

    The Hong Kong Society of Wargamersの定例会報告 2019年12月7日 Facebookアルバム 「Mr. Madison’s War」「Polis」「Holdfast: Ea […]

  • 日本は東アジア……か?

    日本列島は、地理的には東アジアに属する。が、だからといって、日本が文化的にも東アジアの文化圏に属するとは、必ずしも言い切れない。というのも、日本を代表する文物とされているものの中に、実は東南アジアに淵源していたり類似のも […]

  • 日本語と朝鮮戦争

    朝鮮戦争では韓国を支援するため、まず近場の日本に駐留していた米軍部隊が投入され、その中には黒人兵も多く含まれていた、ということを先月ちょっと触れたが、こうした日本駐留の米軍部隊には、日本人相手の通訳も兼ねた日系米兵も多く […]

  • ウェブの断絶

    「War-Gamers Advent Calendar 2019」に今年は参戦、というより乱入。お祝いムードとかガン無視して辛辣に行く。 日本の卓上ウォーゲーム界では世代の断絶が生じてしまっている——と、先月みっちりと論 […]

  • 読み書き指向言語としての日本語

    日本の外国語教育は読み書き偏重で実践的ではなく、もっと会話教育を重視すべき、という物言いは腐る程溢れているが、日常的に日本語以外の言語を読み書きしている立場からすると、この手の物言いには全く首肯できない。読み書きは(チャ […]

  • 亜州卓上戦棋定点観測:2019年11月

    The Hong Kong Society of Wargamersの定例会報告 2019年11月9日・10日 公式サイト記録 Facebookアルバム Facebookアルバム Facebookアルバム Faceboo […]

  • 親子の添い寝は近親相姦……か?

    文化の差異は、時としてとんでもない誤解をもたらす。「めぞん一刻」のアニメ版がフランスで初めて放送された時、こたつに入っている一刻館の面々を見たフランス人の視聴者が「全員、足が無い」と勘違いしたという逸話が残っている。この […]

  • フライドチキンと朝鮮戦争

    韓国で失業者の多くがフライドチキン屋を開業するものの、短期間で廃業に追い込まれる者が少なくない——という話題が、近年、日本でも報道されている。だが、そもそも何故フライドチキンなのか、ということは、あまり深く掘り下げられて […]

  • 遅ればせながらのSEO対策

    2016年に三度目の個人サイトを開設した時には、画像の多いコンテンツは2011年以前の古いものばかりだったので、SEOには力を入れていなかった。旧ブログ内に残っていた旅行関連のコンテンツを膨大な量の画像と共に移行させた後 […]

  • 世代の断絶

    日本の卓上ウォーゲーマーは国産ゲームが初めて出版された1981年に(早生れでなければ)中学校へ進学した1968年生れが最も多い——と、先月ちょっと触れたが、今回の話はその続きで、まずは具体的な証拠から。 日本の卓上ウォー […]

  • 最初の言語

    自然人類学の最新の知見によれば、我々現生人類は東アフリカから全世界に拡散していったという「アフリカ単一起源説」が主流となっている。が、そうであるならば、どうにもわからない事がひとつ、ある。何故人類の言語は全世界でこんなに […]

  • 亜州卓上戦棋定点観測:2019年10月

    The Hong Kong Society of Wargamersの定例会報告 2019年10月19日 公式サイト記録 Facebookアルバム 「Crusader Kings」「Onward, Christian S […]

  • 目は口ほどに物を言う……か?

    インターネットと携帯端末の全世界的な普及によって、文化や流行やネタの伝播速度は今や極限にまで達し、内容如何では瞬間的に全世界でバズることも当り前になって久しい。しかし、それでもなお、意外な所に文化の差異がしばしば潜んでい […]

  • 朝鮮戦争について

    個人サイトのもうひとつのメインコンテンツである朝鮮戦争との関わりについても振り返ってみることにする。先々週にも触れた通り、父親が大阪出身で母親が北海道出身であることと、先週にも触れた通り、幼少期から図書館でノンフィクショ […]