旅日記:サンフランシスコ

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2009年6月16日
1階のホールで無料の朝食。ベーグルとマフィンとオレンジジュースとコーヒー。
今日はサンフランシスコをちょっと離れ、くぱぁちーの、もとい、クパチーノのアップル本社へ。
4thストリートで45番バスに乗り、カルトレインの駅に到着。切符を買って列車を待つ。ここも客車は総2階建て。

当初の予定と番線が変ったりしたものの、プラットフォームへ。1階が自転車専用になっている車輌も連結されている。
乗車して、階段で2階席に上ると、1階の通路の真上になる部分が吹き抜けになっているのに気付く。今まで乗った列車の中で一番変。
定時に発車。乗客はスタンフォードの学生やシリコンバレーで働く人が多いらしく、大半がノートパソコンを広げたり手書きのノートを読んでいたりしている。東洋系が多い。
パロアルトのあたりで乗客が一気に減る。サニーベールで下車。
何か飲みたいのだが、駅周辺には自販機もファストフード店も無い。
VTAの55番バスに乗車。車内の注意書きは英語とスペイン語、そしてベトナム語。
州間高速280号線を越えたところで下車。目の前にシマンテックの建物が見える。
シリコンバレーとは言うものの、全然「谷」には見えない。ちょっと西の方と、ずーっと東の方に山が見えて、その間は平地。建物も1階建てか2階建て、高くてもせいぜい4、5階建ての平べったいものばかりで、しかも街路樹が生い茂っているので、道路からだと前後は街路樹しか見えず、建物は左右のすぐ脇に建っているものしか見えない。
アップルの本社ビルはすぐ近くの筈なのだが、そういう事情で全然見当らない。最終手段でiPhoneのデータローミングをオンにしてマップを起動する。縮尺率が高いので指2本で拡げる。おお、図らずもクパチーノでくぱぁだ。
先刻の55番バスで通り過ぎていたのだが、全く気付かなかった。
ようやくアップル本社前に到着。
DSCN0684m.jpg


撮影していると、ちょっと離れた所で社員らしき人が腕でバッテンをしている。撮影終了。
カンパニーストアに入店。先週、WWDCの開催中に世界中から集った開発者達がロゴグッズを買い漁ってしまったんじゃないかと心配していたが、一応、モノはある。Tシャツとベースボールキャップを購入。
帰りのバス停へ。昨日と同様、上着を羽織って来たが、シリコンバレーは半分盆地みたいなものだし、太陽が真上でジリジリと照りつけ、熱い。
55番バスでサニーベール駅へ。プラットフォームにアイスクリームの屋台っぽいのが来ていたけれど、列車が来てしまったので乗車。再び2階。
車掌が来て1階で検札を始める。吹き抜けになっている理由がここで判明。これだと、1階からでも2階の乗客の検札ができるのだ。吹き抜け越しに切符を見せる。
DSCN0686m.jpg

サンフランシスコに到着。空腹でフラフラ歩いていると「新世紀越南餐館」という店を発見。飛び込んで特別牛肉粉(牛肉のフォー)を注文。メニューは英語と支那語で、華僑の店だった。アメリカでフォーを食うのはこれで2回目になるけど、まだ正真正銘のベトナム系の店には出会っていない。
食後、27番バスでホテルへ。
この1週間で着た衣類をスーツケースに詰め込んでカストロ方面行きのFラインに乗り、昨日偶然目にしたコインランドリーへ。1時間程かけて洗濯と乾燥。
一旦ホテルに戻り、近くのバーガーキングへ。ワッパーのミディアムコンボをイートイン。日本だとラージサイズに相当するカップにダイエットコークをなみなみと注がれる。店員のおじさんがハインツのトマトケチャップの小袋をガバッとつかみ取りしながら、ケチャップは要るかと訊くので「イエス」と答えたところ、つかみ取りしたやつがそのままドバッとトレーの上に。出た!コーラをガブ飲みして何にでもケチャップをかける自由の国!
窓際の席に腰掛け、小袋がいくつか数える。6つ。3つずつワッパーとフライドポテトにかける。
ホテルに戻り、シカゴとコロンバスについて下調べ。

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