legal alien blog

  • 支那の見方・その7

    前回は、支那人にとっての「天下」という話から若干寄り道して、支那人にとっての「王」と「皇」を俎上に載せたが、今回からは再び支那人にとっての「天下」について掘り下げる。 始皇帝以降、清朝末期に至るまで、支那人にとっての「天 […]

  • 支那の見方・その6

    前回の内容は、日本人と支那人での三国時代の受け取り方の違いだったが、今回の内容はその続き。まずはちょっと質問をひとつ。「王」と「皇」は、どう違う? 日本ではカトリックの「Pope」を「法王」と訳したり「教皇」と訳したりす […]

  • 亜州卓上戦棋定点観測:2020年1月

    The Hong Kong Society of Wargamersの定例会報告 2020年1月4日 Facebookアルバム 「宋金戦争」「1/3000 Victory at Sea & Modern Nav […]

  • 支那の見方・その5

    前回の最後、支那人にとっての支那のイメージは、依然として「全ての国々がひとつに統合された「天下」」というイメージがベースになっている、と締めくくったが、具体的な事例を挙げてみる。 支那の歴史で、日本人が最もよく知っている […]

  • 支那の見方・その4

    前回までは「支那は、国ではなく、それ自体がひとつの世界である」という本稿のメインテーマの説明に充てていたが、今回からは、そのメインテーマからどんどん話を発展させる。 20世紀に入るまで、支那人の大部分にとっては、支那が「 […]

  • 支那の見方・その3

    前回の最後、「支那は、国ではなく、それ自体がひとつの世界である、と見るべきなのだ」と締めくくったが、まだ納得できていない者もいるだろう。というわけで今回は、なぜ、支那はそれ自体でひとつの世界であると見るべきなのか、という […]

  • 支那の見方・その2

    前回の最後、「支那は、国ではない」の一言で終ったので、えええええ〜っ!?と思った者もいるだろう。国じゃないんだったら一体なんなんだよ!?と、疑問符が飛び回っていてもおかしくはないが、今回はその疑問に答えるため、まず、支那 […]

  • 支那の見方・その1

    さて、先日予告した通り、年明けからちょっと長めの話を、何回かに分けて連続して投稿する。テーマはズバリ、支那。 21世紀に入ってから、支那の擡頭が著しい。ゆえに、支那とは地理的に近い日本で生れ育ってきた日本人は、好むと好ま […]

  • 亜州卓上戦棋定点観測:2019年12月

    The Hong Kong Society of Wargamersの定例会報告 2019年12月7日 Facebookアルバム 「Mr. Madison’s War」「Polis」「Holdfast: Ea […]

  • 日本は東アジア……か?

    日本列島は、地理的には東アジアに属する。が、だからといって、日本が文化的にも東アジアの文化圏に属するとは、必ずしも言い切れない。というのも、日本を代表する文物とされているものの中に、実は東南アジアに淵源していたり類似のも […]

  • 日本語と朝鮮戦争

    朝鮮戦争では韓国を支援するため、まず近場の日本に駐留していた米軍部隊が投入され、その中には黒人兵も多く含まれていた、ということを先月ちょっと触れたが、こうした日本駐留の米軍部隊には、日本人相手の通訳も兼ねた日系米兵も多く […]

  • ウェブの断絶

    「War-Gamers Advent Calendar 2019」に今年は参戦、というより乱入。お祝いムードとかガン無視して辛辣に行く。 日本の卓上ウォーゲーム界では世代の断絶が生じてしまっている——と、先月みっちりと論 […]

  • 読み書き指向言語としての日本語

    日本の外国語教育は読み書き偏重で実践的ではなく、もっと会話教育を重視すべき、という物言いは腐る程溢れているが、日常的に日本語以外の言語を読み書きしている立場からすると、この手の物言いには全く首肯できない。読み書きは(チャ […]

  • 亜州卓上戦棋定点観測:2019年11月

    The Hong Kong Society of Wargamersの定例会報告 2019年11月9日・10日 公式サイト記録 Facebookアルバム Facebookアルバム Facebookアルバム Faceboo […]

  • 親子の添い寝は近親相姦……か?

    文化の差異は、時としてとんでもない誤解をもたらす。「めぞん一刻」のアニメ版がフランスで初めて放送された時、こたつに入っている一刻館の面々を見たフランス人の視聴者が「全員、足が無い」と勘違いしたという逸話が残っている。この […]