旅日記:ナイアガラ

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2009年7月4日
窓からの朝日がまぶしくて目が覚める。高緯度なので日射しがきつい。
朝食のサービスが無いので、ティムホートンズへ行くことにする。
ホテルを出て、ナイアガラ河沿いのリバー・ロードを滝とは反対方向にぶらぶら歩き、観光用ヘリポートが見えたところでビクトリア・アベニューに入り、跨線橋を渡る。
ティムホートンズに入り、ブレックファーストビスケットとベーグルとコーヒーを注文するが、渡されたのはコーヒーとビスケット2つ。しかもコーヒーがめちゃめちゃ熱い。ウィンザーの時から薄々感じていたのだが、カナダ人の店員は愛想が悪い。まぁ、アメリカ人の愛想が良すぎて、それに慣れてしまったからかもしれないが。「ボウリング・フォー・コロンバイン」でマイケル・ムーアはカナダ人をアメリカ人に比べて敷居が低いとヨイショしていたけれど、買い被りすぎなんじゃないか。
駅前のバスターミナルへ行こうとするが、道に迷って住宅街をダラダラ歩く。仕方無くiPhoneのマップを頼りにホテルへ戻る。無駄に歩き回って疲れたので一旦休憩。
再びホテルを出てバスターミナルへ。売店でシャトルバスの一日乗車券を買ってブルーラインに乗車。
レインボーブリッジ前に到着、下車。カンカン照り。
バス停前に、第一次・第二次両大戦で出征したナイアガラ出身の兵士の記念碑が建っている。
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撮影して河岸へ。対岸にアメリカ滝が見える。カナダ滝と一緒にフレームに収るように撮影。
DSCN1197m.jpg


河岸をカナダ滝の方へ歩く。霧の乙女号の乗り場は長蛇の列。
DSCN1200m.jpg

それ以外の場所も周囲は観光客でいっぱい。顔付きと話し声から察するに、内訳はアメリカ人にメキシコ人に支那人。ターバンやサリーをまとった、見たまんまのインド人も。
ホットドッグの屋台があちこちに店を出しているのだが、よくよく見ると、ただのホットドッグではなく、看板にはコーシェルホットドッグと書かれている。対岸のニューヨーク州はユダヤ系が多いからだろう。そのコーシェルホットドッグとコーラで昼食。
カナダ滝に到着。水煙が高く舞っている。しばらく鑑賞。
いいかげん暑いのでブルーラインとグリーンラインを乗り継いでホテルに帰還、夕方までベッドでゴロゴロ。
夜景を見物するため、再びグリーンラインでレインボーブリッジ前へ。アイマックスシアターのナショナルジオグラフィックストアへ行くが、閉店時間直前だったので明日また行くことにする。観光地図ではフォールズビュー・ブールバード沿いのヒルトンの隣にアイホップの店があることになっているので行ってみるが、改装工事中で無い。そのまま、土産物店が建ち並ぶ通りをぶらぶら歩いていると、一番端っこの、ここから先は土産物店もモーテルも無い、という所で、何やら日本語のようなものが見える。
大橋巨泉のオーケーギフトショップだった。
何か見てはいけない物を見てしまったような気になり、元来た道をアイマックスシアター前まで引き返す。
昼間と同じ、ナイアガラ川沿いを歩く。ライトアップされていて昼間と変らぬ賑わい。だが、よくよく見てみると、昼間は目にしなかった、カンドーラやチャードルを着たアラブ系の観光客が結構あちこちにいる。恐らく、昼間よりは目立たないということで、暗くなってから繰り出しているのだろう。
テーブルロックのティムホートンズへ。長ーい行列。ドーナツ3種をテイクアウトして外へ。
ドーナツを食って、定例会開催中のMiddle-Earth東京支部へiPhoneで電話。支部長は最初、滝の音をノイズだと思っていた。
ブルーラインとグリーンラインを乗り継いでホテルに帰還。ヒルトンの隣とは別のアイホップの場所を調べる。

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