旅日記:ニューヨーク

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2009年7月14日
地下1階のパン屋でブルーベリーパイとオレンジジュースとコーヒーを購入。部屋で朝食。
チェックアウト。JFK発成田行きは13時50分のフライトで、その2時間前にはチェックインしなければならないのだが、ノースコーブでの間寛平の出航は11時の予定。見送ってからダッシュで空港へ行くことにする。
6thアベニューまで歩き、地下鉄の14thストリート駅から6thアベニュー線に乗車、ワシントンスクエア駅で8thアベニュー線に乗り換え、ワールドトレードセンター駅で下車。エレベーターも上りエスカレーターも無いので、スーツケースありだときつい。
おととい来たばかりではあるが、グラウンド・ゼロ周辺は通行できないので、ノースコーブへ行く最短距離の道がわからない。
とりあえず、西へ西へと歩き、ノースコーブ北側のワールドフィナンシャルセンターに着く。
センター内の自販機でダイエットペプシを買って飲みながらノースコーブへ。なんだか閑散としていて、本当にここから出航するのかと思ったが、同じく見送りらしい日本人がチラチラといる。
マリーナ内の桟橋の先で、何やら人だかり。既に出航準備で、TVクルーを含めてそっちに人が集まっていた。こっちはスーツケースありなので、とてもじゃないがそこまでは行けない。遠巻きに撮影。
やがて、桟橋の先から人がゾロゾロとこっちにやって来る。どうやらマリーナを背景に全員で記念撮影をするらしい。
記念撮影に合流。全員で「ア〜メマ〜!」と叫んで集合写真。
撮影後、再び桟橋へ行く人と岸壁へ行く人とに分かれる。上空にはヘリコプター。

出航。ヨットはゆっくりとマリーナからハドソン川へ出てゆき、見送りは全員岸壁へ。

ヘリコプターが超低空飛行で旋回する。

ミッドウェイのクルーキャップを脱ぎ、帽振れで見送る。
さて、こちらも出航しなければ。
ワールドトレードセンター駅まで歩き、再びスーツケースに難儀しながら階段を下り、8thアベニュー線に乗って、カナルストリート駅で乗り換え。さあ、JFK空港まで、A列車で行こう!
列車はブルックリンで地上に出て、東へと走って行く。
ホワードビーチ駅でエアトレインに乗り換え。ターミナルに着くと12時半過ぎ。
チェックイン・手荷物検査・出国審査をバタバタと済ませ、土産物屋をひやかし、待合所へ。
あまり待つこともなく搭乗し、予定時刻通りに離陸。
さよなら、アメリカ。
そのイメージは、TVや映画で見聞きしたそれと、あまり違いは無かった。実際にアメリカを横断した感想を一言で表現すると、「まぁ、こんなもんか」といったところになる。
けれども、だからと言って、わざわざ来る程のものではなかった、とは思わない。1ヶ月半かけて、西から東まで、なるべく空を飛ばず、鉄道で、バスで、徒歩で、地上からの視点でアメリカを見てきたのは、やはり貴重な経験だった。
再び行くかどうかは、わからない。けれども、再び行くことがあるとしたら、その時もまた、アメリカは十分に楽しめるだろう。
さよなら、アメリカ。また会う日まで。

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