旅日記:マニラ

Pocket

2010年7月5日
キャセイ・パシフィックの香港経由便で飛ぶこと約8時間、どんより曇った空の下、日没前にニノイ・アキノ国際空港に到着。
入国審査場には欧米人や韓国人の姿も見える。空港の両替所はレートが悪いらしいので、とりあえず1万円だけ両替。
ターミナルを出て、エルミタ・マラテ方面行きのクーポンタクシー(特定の地区まで定額のクーポンで行けるタクシー)に乗車。
沿道は人がうじゃうじゃ。時折、吹きっさらしで鉄板を十字に組んだだけの男子便所と使用中の男の後ろ姿が目に入る。
渋滞に巻き込まれ、マラテのレミディオス・サークルに着いた時には既に日没。小雨もぱらついている。
乗った時点ではここで降りて、歩いて両替所に寄ってエルミタまで行くつもりだったのだが、慣れない場所の夜道を歩くのは不安があるので、引き続き、近くの両替所まで案内してもらう。
5万円を両替。500ペソ札ばかりで財布が分厚くなる。
結局そのまま、エルミタのホテルまで送ってもらう。本来の料金は530ペソなのだが、お礼として600ペソ(約1200円)渡す。
チェックイン。シャワーを浴びて手ぶらで外出。ホテル前のアドリアティコ通りをぶらつく。日本語の看板が見えるが、それ以上にハングルの看板が多い。ソウルで英語学校の前を通ると、アメリカやカナダへの留学パンフレットと共にフィリピンへの留学パンフレットがラックに入って入口に置いてあることが多いが、実際に韓国人が多いことを実感させる。
ペドロ・ヒル通りとの交差点に出る。ニセブランドの腕時計売りがうろついている。
エルミタ随一のショッピングモールであるロビンソン・コマーシャル・コンプレックスへ。周辺は典型的な東南アジアの街角風だが、ここだけ別世界。
入口では手荷物検査。警備員が5人程待ち構えていて、ドラムスティックみたいな細長い木の棒で来店客の鞄の口をぐいっと開いて中身を確認している。
手荷物検査を通過して、1階から順に店内を回るが、案内図が見当たらない。微妙に不便。
4階のジョリビーでスーパーミールをイートイン。甘ったるい。
1階まで降りてきてナショナルブックストアを物色。マンガはあまり無さそう。
閉店時間が近付いたのでホテルへ帰還。遠雷でしばしば空が光る。

Pocket


投稿日

カテゴリー:

投稿者:

タグ: