2009年8月9日
本日は取材と下見。が、香港に来たからにはお粥で朝食といきたい。
銅鑼灣まで歩き、新品香粥麵店で朝食。艇仔粥(水上生活者風粥)と叉燒腸(チャーシューの米粉クレープ包み)。
日曜なので休暇をもらったフィリピン人のメイド達が大量に私服姿で街へ繰り出している。彼女達目当ての国際テレカ売りの姿も。
反共産党グループがパネル展示をしている。「天滅中共」と大書されたのぼりも。こういう活動が認められているということは、一応、一国二制度が機能しているということか。
地下鉄の港島綫に乗り、金鐘站で荃灣綫に乗り換え、九龍半島の油麻地站で下車。改札を出たところにマンガ専門書店がある。
旺角に向け、彌敦道(ネイザンロード)を北へ歩く。
Universal Modelsという模型店が見えたので、香港模型事情を探るべく、入ってみる。
基本的に、取り扱っている商品は日本の模型店と大差は無いのだけれど、面白いのがMimoの「香港孖妹」というフィギュアのシリーズ。一昔前の屋台とか茶餐廳のセットとかが別売りになっている。女児向けの香港土産にいいんじゃないだろうか?
再び彌敦道を北へ。地下鉄旺角站の入口を過ぎ、本日最初のターゲットであるゲームショップ、戰棋會が入居している華僑商業中心に到着。てっきり信和中心や東方188商場のような一坪オタクショップが密集している雑居ビルを予想していたのだが、フツーの寫字樓(オフィスビル)。地階(旧宗主国のイギリスの影響で、日本で言う1階が地階になり、日本で言う2階が1階になる)は交通銀行の支店。
エスカレーターで1階に上がり、テナントの案内板を見る。入居しているのは事務所とか教室とかばっかり。
電梯(エレベーター)で8階へ。が、戰棋會はタイミング悪く改装工事中で中に入れず。まずい。ちゃんと帰国までに取材できるか?
次のターゲットへ移動。亞皆老街を少し東に行き、大中華軍事書店が入居している皆旺商場へ。こちらはいかにもなオタクビル。Happy Lemonで珍珠奶茶(タピオカミルクティー)を飲んで一息。
が、肝心の大中華軍事書店は日曜と月曜が休業だった。営業時間も夕方から。そりゃないよ。
いきなり出鼻をくじかれまくって意気消沈。再び喫茶店で珍珠奶茶を飲む。
気を取り直して次は九龍灣。15日にThe Hong Kong Society of Wargamersの定例会が開催される國際展貿中心の下見。
地下鉄觀塘綫に乗車、九龍灣站で下車。
國際展貿中心は駅からちょっと離れていて、免費穿梭巴士(無料シャトルバス)が走っているのだが、乗り場がどこなのかわからず、しばらくウロウロ。街頭のテレビでは酒井法子のニュース。
德福廣場を通り抜け、やっと乗り場に到着。結構列が並んでいるが、バスの方も頻繁に来るのであまり待つことなく乗車。
國際展貿中心に到着。でかい。
中に入ると、「超!!玩具日」というイベントの案内が。今日までの開催で、石ノ森章太郎展やホビージャパンの名前も。これは見なければ。
会場の6階へ行くため、エレベーターホールへ行くと、影山ヒロノブ・遠藤正明のジョイントライブの予告が。
九龍灣というのはフツーの観光客が来る所ではないけれど、ジモティーにとっては割と有名な所ということか。
「超!!玩具日」会場に到着。フィギュアを中心とした新旧さまざまな玩具のマーケットで、日本円を投入するガチャガチャと硬貨の両替所まで設けられている。
國際展貿中心の外観を撮影して再びシャトルバスに乗って引き返し、地下鉄觀塘綫に乗車、油塘站で將軍澳綫に乗り換え、香港島の北角站で下車。
水分補給にセブンイレブンで陽光の檸檬茶を買って飲み、鷄蛋仔の有名店である北角鷄蛋仔へ。
看板メニューの鷄蛋仔を買って立ち食い。うめえ。いわゆる「外はカリカリ、中はモチモチ」。
トラム(2階建て路面電車)に乗車。停留所にC3日本動玩博覽の広告が。
灣仔で下車。セブンイレブンでコーラゼロ買ってホテル帰還。
シャワー浴びて再び外へ。銅鑼灣まで歩き、皇后餅屋で菠蘿腸仔飽(ソーセージ入りパイナップルパン)と墨西哥飽(メキシコパン)と道地の茘枝玉露(ナタデココ入りライチジュース)を買ってホテルに戻る。パイナップルパンというのはメロンパンのこと。