旅日記:ハワイ

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2009年6月9日
チェックアウト。タクシーでホノルル国際空港へ。運転手のおっちゃんが見た目ヒスパニックっぽかったのだが、運転しながら携帯電話で話しているのが明らかにベトナム語。空港に着いて「カム・オン」と言いながら運賃を手渡すとちょっと驚いた表情。今年2月に仕事でサイゴンを訪れていたと話す(用心して、あえてホーチミン市とは言わなかった)。おっちゃんはダナン出身だった。
ダナン、ってことは、ベトナム戦争中は米軍最大の基地があった所だから、米軍撤退時、一緒に逃れてきたのかもしれない。
イーストウッド監督の「グラン・トリノ」に出てきたモン族もそうだけれども、生まれ育った土地を逃れ、遠く離れた異国の地で生きざるを得なくなるということはどんなものなのだろうかと、新たな出発を前にやや感傷的になる。
フライトは21時過ぎなのだが、チェックインできるということでスーツケースを預けて身軽になり、バスでアラモアナセンターに戻る。昨日食い損ねたユッチョン・コリアンレストランでブラックヌードル・イン・アイススープ(みぞれ入り葛冷麺)を注文。韓国での料理店と異なり、パンチャン(無料のおかず)はそんなに出てこない。
食っていると隣のテーブルに若いカップルが来て座る。会話に聞き耳を立ててみると、どうやら女が日本人、男が韓国人。窓際のテーブルの面々は韓国人風に2世風に日本人のグループ。
食後、店員に何語で告げたらいいのかちょっと迷うが、日本人と見抜かれる。とりあえず朝鮮語で通す。
アラモアナセンターのバーンズ&ノーブルへ。ゲーム付きではない「Strategy & Tactics」の最新号(特集は長津湖)が出ている。ちょっと立ち読み。
フードコートにスムージーとシェイブアイスの新しい店がオープンしていたのでタピオカ入りマンゴースムージーをイートイン。
まだまだ昼過ぎだけれども、いいかげんこれ以上することが思いつかなくなり、バスで空港へ。
自販機でダイエットペプシを買ってちびちび飲んで、手荷物検査を通る(アメリカの国内線だから出国審査は無い)。
売店をひやかして、無線LANのサービスエリアで接続を試してみるが、事前登録が必要なのでダメ。MacBookを開き、iTunesでくるりを聴きながら「ぶらりゲーマー亞米利加を行く」を書き始める。
19時半を過ぎ、無料の充電エリアでMacBookを充電、水分補給のためにスタバでキャラメルフラペチーノのトールサイズをかき込む。国内線だから待合室はアメリカ人ばっかり。
搭乗。窓際の席。遠方の滑走路までかなり時間をかけて移動して離陸。ワイキキの夜景が美しい。
機内食が出るかと思ったが、飲み物とピーナッツだけ。

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