旅日記:シカゴ→コロンバス

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2009年6月24日
無料の朝食はオレンジジュースとコーヒー、そして、手作りワッフルに挑戦。専用のホットプレートと生地が用意されていて、セルフサービスで焼くようになっている。シロップと蜂蜜とピーナツバターでいただく。
チェックアウトして76番バスでディバーシー駅へ。駅前のセブン・イレブンでホットドッグと小袋入りのポテトチップスとダイエットコークのセットを買う。
改札を通り、プラットフォームへ上がろうとするが、ここで問題発生。ダウンタウン方面行きのプラットフォームへのエレベーターが故障している。仕方無く、逆方向のキンボール行きのプラットフォームへ。ホットドッグとチップスとダイエットコークを流し込む(アメリカの公共交通機関は大抵、飲食禁止なのだが、シカゴでは禁止されていない)。
アディソン駅でダウンタウン方面行きに乗り換え、グレイハウンドのターミナルに最も近いラサール駅で下車。が、ここもエレベーターが無い。えっちらおっちらスーツケースを持って地上へ。
やっとこさグレイハウンドのターミナルに着くが、昼のコロンバス行きは出てしまい、次のバスは夜だとチケットカウンターで告げられる。
インディアナポリス経由で8時間はかかるので、それでは夜行になってしまう。とりあえず13時半のインディアナポリス行きに乗ることにする。ちょっとしたタイムロスを積み重ね過ぎてしまった。
待合室でぼーっとテレビのニュース番組を見る。キャスターとかが生放送で喋っている画面上にちょっと遅れて字幕が表示されている。恐らく、コンピューターによる音声認識技術を使っているのだろう。すげーなー、と思っていると、ワシントンDCで今度は地下鉄の衝突事故。うわー。
インディアナポリス行きに乗車。すぐにインディアナ州に入り、ゲーリーのバス停に停車。周辺の住宅は「グラン・トリノ」に出てきたような、ぼうぼうに伸び放題の芝生に割れたままのガラス窓の打ち棄てられた建物ばかり。たまに玄関で黒人の一家が椅子に座り、何もせず佇んでいる。
州間高速65号線に入ってまもなく、またしてもトラブル発生。補修工事で車線が減っていて大渋滞。しかも、シカゴより東では東部時間になり、時間が1時間早まることをド忘れしていた。
やきもきしている内に、綺麗な住宅街に到着。インディアナポリスか、と思ったが、iPhoneのマップで見てみると、少し手前のラファイエットだった。ゲーリーとあまりにも対照的。
結局、18時前にインディアナポリスに着く筈が、実際に着いたのは19時半前。券売所の時刻表を見てみると、コロンバス行きの最終は19時過ぎで、その次は0時過ぎ。
ガックリしながら、今日のコロンバス行きはもう無いですよねぇ、と尋ねると、そっちの方も遅れていてまだ来ていないということで、発券してもらう。首の皮一枚繫がった。
腹が減ってきたのだが、売店は店員が外出中で、20時に戻ってくるとのメモがカウンターに。
結局、売店に店員が戻らないまま、20時過ぎにコロンバス行きのバスが到着。乗車。チェックインが深夜になると、ホテルにおわびの電話を入れる。
元々、テキサスからニューヨークに行くバスらしく、車内ではテンガロンハットをかぶった父親が、浮れ気分のまだ幼い娘から次々と繰り出されてくる質問に答えている。
間もなく日は沈み、バスは州間高速70号線を東へ。
23時過ぎにコロンバスに到着。偶然、予約したホテルがターミナルのすぐ隣だったので、すぐにチェックイン。しかし、ひどく空腹なのだが、ホテル内で営業しているのはバーだけ。
ホテルを出て周辺を歩き回るが、コンビニもファストフード店も無い。仕方無くターミナルに入り、売店でハニーバンとダイエットコークを買って待合室でもそもそと流し込み、ホテルに戻る。わびしい食事にハニーバンはよく似合う。

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