legal alien blog

  • 政治の自由と経済の自由と

    年明け早々、3ヶ月もかけて「支那の見方」を長々と書いてみたのは、現在の支那について的外れな言説が横行していると思ったがゆえだったが、そもそも、現在の支那について的外れな言説が横行している原因としては、冷戦時代の政治経済観 […]

  • 主題と主体

    日本人の英語力は今や支那人や朝鮮人にも劣る、といった言説がしばしば散見されるが、ネットで実際に支那人や朝鮮人による英文にしばしば接しているので、こうした言説には全く首肯できない。支那人や朝鮮人の英語も大概にド下手糞だ。 […]

  • コミケはどれだけ知られているか

    2020年はコミックマーケットが夏・冬いずれも開催が中止になったことは一般のメディアでも報じられているが、それも含めて近年、一般のメディアにおいてコミケ関連のニュースやドキュメンタリーが増えてきている。こうしたことから、 […]

  • 亜州卓上戦棋定点観測:2020年8月

    香港のオンライン雑誌「*CUP」の記事から 鄭立:逆統戰 —— 反華勢力以滲透對抗中國的遊戲? 鄭立:把「逆統戰」弄成教育遊戲吧? 台湾でクラウドファンディングが始ったボードゲーム「逆統戰」について   ブログ […]

  • 日本人とユダヤ人と日本沈没

    小松左京の長編SF小説「日本沈没」は1973年3月に書き下ろしで出版されると、年末までに上下巻合せて300万部を超えるベストセラーになり、加えて翌年にかけて映画化・テレビドラマ化もされて、それら映像化作品も好評を博し、日 […]

  • 終戦の詔勅について・その3

    先週の続きで、終戦の詔勅において、ソ連対日参戦が日本に対する決定打だったということを隠蔽して原爆投下が日本に対する決定打だったかのごとく仕立て上げなければならなかった理由は……という話の前に、欧州戦線におけるドイツ軍の降 […]

  • 終戦の詔勅について・その2

    先週の続きで、終戦の詔勅の不自然な箇所とは……という話の前に、まず、ポツダム宣言に対する日本の対応の経緯を振り返ってみる。 ポツダム宣言(正式な名称は「Proclamation Defining Terms for Ja […]

  • 終戦の詔勅について・その1

    第二次世界大戦で日本は原爆を投下されたことによって無条件降伏の受け入れを決め、それによって本土決戦は避けられ、戦争終結が早まった、という主張が日本以外の外国で出てきて、それに対して日本人が抗議する、という展開がしばしば起 […]

  • 亜州卓上戦棋定点観測:2020年7月

    The Hong Kong Society of Wargamersの定例会報告 2020年7月4日(5ヶ月ぶりに開催) 公式サイト記録 Facebookアルバム Facebookアルバム 「6mm Battle of […]

  • 布哇処分

    第二次世界大戦で日本が無条件降伏を受け入れるのに長い時間を要したのは、無条件降伏では国体の護持、すなわち天皇の地位の保全が確約されていなかったから、ということが最大の理由として挙げられるだろう。特に、大日本帝国憲法では天 […]

  • 軍事的な研究

    日本の大学における軍事研究の是非がしばしば議論されるが、この手の話が出てくる度に疑問に思うことが、ひとつ、ある。大学での軍事研究に反対する者の中で、神戸の流通科学大学を槍玉に挙げる者が見当らないことだ。 ……とは言うもの […]

  • マンセー突撃という幻

    2019年に大木毅「独ソ戦 絶滅戦争の惨禍」がベストセラーになるまで、日本における独ソ戦の知識はほぼ1970年代の水準で停滞していたと言えるが、同様のことは朝鮮戦争に関しても言えるだろう。1977年に文藝春秋から全3巻ハ […]

  • ボトムアップとインテリジェンス

    先月書いた「情報と消息」はPV数がそこそこ伸びたけど、単純に、日本はインフォメーションとインテリジェンスがごっちゃになってるからダメ、と結論付けるのはあまりにも短絡的かつ凡百すぎてよろしくないので、やや長めの補足を。 日 […]

  • 奉俊昊と二文字姓

    アカデミー受賞作「パラサイト」で話題となった奉俊昊監督の映画は、長編デビュー作「ほえる犬は噛まない」以降、劇場公開された長編監督作は全て映画館で見てきた。 同じように、「ほえる犬は噛まない」あるいは長編第2作「殺人の追憶 […]

  • 亜州卓上戦棋定点観測:2020年6月

    The Hong Kong Society of Wargamers公式掲示板の画像付きスレッド等 GMT Games Mark McLaughlin’s Wellington 会員宅での「Wellingto […]