旅日記:ブラカン→イフガオ

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2010年7月14日
引き続き、イフガオ州キアンガン行きのバスの中。相変らず冷房が寒すぎる上、舗装も劣悪でガタガタ揺れる。ちっとも眠れない。
速度も遅く、しかも2車線の片側が工事中で一定時間毎に上りの車だけか下りの車だけを通す区間まである。
夜が明け、ようやくキアンガンに到着。小雨がポツポツ。
町役場で観光地図を入手、しばらく雨宿り。

雨が止んできたので戦争記念塔まで歩く。
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記念塔を撮影、すぐ近くのイフガオ博物館も見学。
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ようやく晴れてきたが、そうなると今度は日射しがきつい。
次は中央小学校の山下大将降伏記念館へ。
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鍵がかかっているので、とりあえず外側だけ撮影。
バス停前に戻り、屋台のハンバーガーとコーラで遅めの朝食。が、店番の女が調理下手な上に値段も覚えていない。
バス停のそばに、柱と屋根だけのビリヤード場があって、上半身裸の男たちが20人程、黙々と玉を突いている。フィリピンはボクシングだけでなくビリヤードでもプロを輩出しているけれど、こういう環境からそうしたプロが生れているということか。
次はラガウェ経由でバナウェへ行きたいのだが、ジプニーが一向に来ない。仕方が無いのでトライシクル(サイドカータクシー)でラガウェまで行くことにする。
屋根付きのサイドカーに乗り込むが、一度にまとめて沢山運ぶ方が効率がいいので、すぐには発車せず、他の客を待つ。
最終的に、単車が2ケツとサイドカーに3人がぎゅうぎゅう詰め、そしてサイドカーの屋根に米袋をどっさり載せて出発。
ラガウェに到着。バナウェ行きのジプニーに乗り込むが、発車は13時過ぎ。まだ時間があるので学校前の売店でコーラを買う。
13時になって発車、山道を激しく蛇行してゆく。どんどん標高が高くなり、ライステラス(棚田)も見えてくる。が、またもや雨が降ってくる。
バナウェに到着。欧米系のバックパッカーが結構いる。売店でマンゴークリームクラッカーサンドを買って食いながら雨宿り。

雨が止んできたのでトライシクルに乗り、ビューポイントへ。
ぐんぐん坂道を上り、ビューポイントに到着。が、またしても雨足が強くなる。
小降りになってきたところでライステラスを撮影。青空ではないけれど、靄がかかっているのがこれはこれで幻想的。

麓に戻る。雨は降ったり止んだり。
オハヤミトランスのバス乗り場まで歩き、マニラ行きのチケットを確保。帰りも夜行。

売店でコーラを買って飲み、待合所のベンチで仮眠。
日没前、雨が止んできたので外へ。ライステラスの見納め。
バス乗車、発車。やはり冷房が寒いので停留所で休憩になる度、外に出て体を動かす。

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