アジアのミニチュアウォーゲーム再調査

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ミニチュアウォーゲームを拒む輩を糾弾しておきながら、そのくせ「亜州卓上戦棋定点観測」ではミニチュアウォーゲーム関連の投稿をあまり真面目にチェックしていなかったので、改めて10年以上遡って調べ直してみた。結果、これまでの148回分の内、半分以上を更新することになった。

意外だったのは、「Flames of War」のリプレイに関しては東アジアでは韓国人の投稿が最も沢山見つかったということだった。逆に、支那語圏では「Flames of War」にしろ「Bolt Action」にしろ、事前に予想していた程にはリプレイの投稿が見つからなかった。

ただ、ボードウォーゲームに比べると通信対戦が事実上不可能ということもあって、ミニチュアウォーゲームがコロナ禍で受けたダメージはボードウォーゲームよりも更に大きかったように見える。

それから、ヒストリカルものや仮想戦もの以外は原則として除外するという方針ゆえ、定点観測には反映させなかったものの、「ウォーハンマー」はベトナムのハノイやホーチミン市でも専門店が営業していることが確認できた。

ベトナムは店舗の新陳代謝が激しくて、娯楽・エンタメの現況がネットではなかなか確認しにくい。2009年2月に仕事で1ヶ月ホーチミン市に滞在していた時は、コープマート(生協)ではボードゲームは象棋しか売ってなく、平日夕刻に仕事場からホテルまで歩いて帰る途中、初老の男達が歩道に直接座って車道に脚を投げ出しながら象棋を指しているのに出くわしたこともあったが、それ以外のゲームは確認できなかった。

しかし、「Flames of War」にはナム戦モジュールもあるので、今後、ベトナムでヒストリカルウォーゲームがプレイされることも増えるかもしれない。

それから、Q&Aサイト、知乎の卓上ウォーゲーム関連の投稿も調べ直して、チェック漏れしていた投稿を追加している。

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